食べる牛乳(形態食)

「形態食」として食べる牛乳。介護食用ウルトラ寒天でふんわりと優しく固めます。牛乳に直接溶かすことができます。

食べる牛乳

使用食材:

提供会社:伊那食品工業株式会社

材料と分量 (「1」人前)

牛乳「200g」
介護食用ウルトラ寒天「2~2.2g」

作り方


少量の牛乳に「介護食用ウルトラ寒天」を入れてよくふやかしておく。


残りの牛乳を注ぎ、焦がさないように注意しながら80℃台後半まで温める。


カップなど型に流し、冷やし固める(常温で固まりますが、冷やすとよりおいしいです)

ワンポイントアドバイス

「介護食用ウルトラ寒天」は牛乳が沸騰によって泡立つ温度(80℃後半)手前で溶解する大変溶解性のいい寒天です。
通常牛乳寒天は水に寒天を溶かし、牛乳で割る作り方になりますが、100%の牛乳に溶かす事ができるので栄養価の高い「食べる牛乳」ができます。

レシピ概要説明

介護食用ウルトラ寒天を使った「食べる牛乳」は東京都立志村学園の栄養士の先生が考案した「食物形態別調理食(形態食)」です。
「形態食」とは学校給食での嚥下調整食の事を言い、飲み込むことが困難な特別支援学校に通う子供たちの給食で提供されています。

伊那食品工業では100種類以上の寒天を製造しておりますが、「ウルトラ寒天」は最も柔らかく固まりソフトな食感が特長で、常温でも崩れず素材の味を素直に表現します。

「食べる牛乳」は特別支援学校だけのメニューにとどまらず、牛乳が飲めない一般食の子供も食べやすく、和食にも合う料理です。

栄養成分表